割れ顎の治療経過 mCRF 術後1.5ヶ月

こんにちは。

THE CLINIC 形成外科専門医 石塚 紀行です。

本日は割れ顎治療の経過をご紹介させていただきます。

割れ顎治療はプロテーゼ挿入、ヒアルロン酸注入、脂肪注入といった治療法があります。

プロテーゼは1回の手術で効果が出ます。しかし人工物であるため感染が起きると取り出す必要があることや経年での劣化や変形などが起きる可能性はあります。

ヒアルロン酸は吸収されるためその都度注入が必要になります。シミュレーションのためやどうしても手術などは怖いといった方にはいいと思います。

どれもメリットデメリットがあり、どれが一番とは断言できませんが、当院では脂肪注入をお勧めしています。

脂肪は定着すれば自分のものになるため半永久的に残ります。

ただ、定着の問題で何回か注入が必要になってくることがあります。

今回は術後1.5ヶ月の経過になります。

保管していただいているので後日2回目を注入する予定です。

 

割れ顎の溝は大分浅くなりました。

1回の治療でもご覧の通り効果はありますが、2、3回注入を行った方が満足度の高い結果になると思います。

また2回目注入後の経過は追ってご紹介させていただきますね。

ご参考になれば幸いです。