乳房縮小(ベイザー胸部脂肪吸引)術後2ヶ月

こんにちは。

THE CLINIC 形成外科専門医 石塚 紀行です。

本日は20代女性 乳房縮小(ベイザー胸部脂肪吸引)術後2ヶ月の経過をご紹介します。

服を着た時のボリュームを可能な限り少なくしたい、Aカップにしたいとのことでご相談に来られました。着たいファッションが胸のない方が似合うためということでした。(ftmではありません)

乳房縮小は乳腺切除か脂肪吸引という手段があります。

乳腺切除は文字通り乳腺を切除するため大きさはコントロールできます。しかし、正常な乳腺を切除してしまうためお若い方で今後授乳などを控えている場合は基本的にお勧めしません。また傷も大きくできてしまいます。

脂肪吸引はあくまで皮下脂肪を吸引するのみなので大きな減量はできませんが、乳腺は温存できるため授乳には影響しません。ただ、脂肪吸引によって皮膚のあまりが生じて凹凸や弛みや下垂などが生じるリスクはあります。

今回はお若い方でしたのでよく相談した結果乳腺切除ではなく脂肪吸引を行いました。


綺麗にサイズダウンできましたね。皮下脂肪も薄く少し残しつつしっかりベイザーもかけることで下垂、凹凸、弛みはほとんど出ていませんね。これがベイザーのタイトニング効果でもあります。

ご本人も結果に満足されていました。

あくまで完成は半年後です。

ご参考になれば幸いです。